こんちは。
身内は上半期のライブを回想する備忘録を記していたが、僕にとっての2023上半期はこれ、ブシロックが全てなのでフォーカスした文章を書きたいと思う。
当日からちょうど1ヶ月経った今書くのはおかしい?まあいいじゃん、今でもあの熱量を忘れられていない証左になってるってもんよ
0.参戦に至るまで
記憶が間違っていなければ、ブシロック2023開催の第一報はブシロ15周年ライブだったと思う。
その特報を聞いても当時は乗り気ではなかった、というのが正直なところ。
こっちを棲家としてから日が浅いため、当然本来行われるはずだった2020への熱意があるわけでもなく。
また、出演者として発表されたRAS、Morfonica、ピキピキ、燐舞曲、ジャイロ、ファントムに対して悪い印象はもちろんなかったが、何か特別参戦を決断できる衝動を与えてくれるわけでもなく。
何より親族、友人、フォロワー、身近な人間は誰も来なさそうだな、と思ってしまったのが最も大きかった。多少興味あるだとか、お目当てのユニット1つ2つのためだけに山梨に行く人間はなかなかいない。
だから、次の祭りが決定した喜びより、「来年はD4FES.やらないのか?」と落胆してしまう方が強かった。
潮目が変わったのは12/24。直前に大きなライブが2つほどあり、それらを”偲ぶ”会になるはずだった。
しかし6人(上記5人+二条さん)いざ集まってみるとほぼネガティブは話はなく(全く覚えていないくらい)、来年はアレをやろうだの俺が今ハマってる◯◯はアツいぞだの誰もが予想だにしない前向きな時間だった。
忘れたい年があって集まったのに概ね来年の話に終始したので望年会って感じだった
— 藤原ゆうは💯 (@ExAsh666) 2022年12月24日
この言語化の神は?
その中で(確か通風=上記画像fuji22からだったと思う)「これどうするよ?」とブシロックの特設サイトを開くスマホがあった。
ポジティブな流れであったことが一番かもしれないが、かなり乗り気ということで一致する居酒屋のテーブルが一卓。
本当にこの面々で行けるのであれば、来年を語る上で外せない出来事にはなるだろうな…と期待が膨らんだ。
この時間からは2023年を生きる希望を貰えたと今でも思っている。
他にコロナも筆者一人貰ったわけだが
1.来る5/27
藤原ゆうはからはバンドリ、ずこーよくからはラ!、星海ひとでからはフロゴナとオタク互助会プレイリストの用意があり、全員が予習をしっかり行って来た中での当日。
あれやってほしいだのこれは難しいかなだの様々な予想こそすれど、目の前の出来事を全力で楽しめる雰囲気が醸成されていた。
望年会メンバーから二条さんは参戦が難しくなってしまったが、ゾンビ(=眼球ゾンビ)がやってきてくれたおかげで6人の形を崩さずに臨めた。
2連番×3組は通風・れそなんす/藤原・星海/ずこーよく・ゾンビと直前で決めこそしたが、思い返してみれば完璧な布陣であった。
敷地内キッチンカーにて腹を満たし、度々流れるMyGO!!!!!広告に「今日やれよ~~~~;;」と嘆願のヤジを飛ばし、白石万浬に推しジャンをかまし通りがかったお姉様のかき氷をうっかりぶちまけてしまいそうになるなど、慌ただしくも開演時間がやってきた。
オープニングアクト:Lyrical Lily
M1 Maihime
M2 創傷イノセンス
M3 太陽のflare sherbet
M4 人間合格!!!!
正直、全く期待していなかった。「ブシロックにお前らが来て何になるんだ」「MyGO!!!!!と代わりなさい」「人間合格屋」など様々な批判をしてしまっていた。だから初手Maihimeもまあ予想の範疇だしな…と大して高まりきれていなかったが
「リリリリなりのロックを見せます!」
「!!!!!!!!!(勝った!!!!!)」
からの創傷イノセンスはブシロックに激しいサウンドを期待してきた自分と、リリリリを多少なりとも応援している自分が固い握手をできた、そんな感覚があった。
そのおかげもあり、いい加減擦られ過ぎだろうと冷ややかな目で見てしまいがちの人間合格も場を温めるこの場に完璧に適した楽曲のように思えた。
あんたたち最高のオープナーだよ。満足して桜田美夢#4のユニフォームを手提げに詰め込んだ。
1.Fantôme Iris
M1 銀の百合
M2 ザクロ
M3 Into the Flame
M4 STAND PROUD
M5 Janus
M6 ピエロ
出演の順番など全くわからなかったが、彼らだけは後半で出てくるんだろうという予想はあった、が、それにはいきなりペケをつけられてしまった。
自称吸血鬼バンドがこんな熱気の中真昼に登場していいんだ…。
とにかくハコ全体で雰囲気を作って勝負するユニットなので、晴れ渡る大空の中というのは彼らにとって一番の悪天候だったと思う。それでも盛り上げに徹すセトリで勝負できたのは、ひとえに彼らが「ライブが上手い」からだったと思う。
ぼく「ファントムはね……ライブが上手いよ」
— 星海ひとで (@ParabolicBlue57) 2023年5月27日
オタク「????」
始まる前の一幕
後ろのフロゴナ目的で来たお姉様方とも仲良くなれたし、ライブ自体はもちろん僕のテンションも良い滑り出しだった。
2.Morfonica
M7 Daylight -デイライト-
M8 カラフルリバティー
M9 ALIVE
M10 flame of hope
M11 誓いのWingbeat
本当に、バンドリで、一番好きです。
カラフルリバティーの間奏でヒュっと涼しい風が通ったことをよく覚えている。音と、会場と、大地と調和できた一瞬だと思ったし、この時間が今回の富士急という野外フェスの満足感を底上げしてくれた。
まだ青くも直球のサウンドをぶつけられるとそれだけで高まってしまう性分なので彼女たちの単独に行きたいのですが…なぜ平日公演?
2.5.Morfonica×Liella!
M12 WE WILL!!
3.Peaky P-key
M13 Let’s do the ‘Big-Bang!’
M14 Let us sing “Peaky!!”
M15 CYBER CYBER
M16 Gonna be right
M17 響奏メリーゴーランド
M18 OVERWHELM!
M19 電乱★カウントダウン
このユニットは何を持ってきても会場を沸かす力があると思うし、逆に予想なんてしなくていいかとイントロ一本勝負だった。
いい加減CYBER CYBERでドカ沸きキッズになるの恥ずかしい…という気持ちもあるのですが、連番者曰くイントロ1音即暴行だったらしいし身体は正直案件。
でも個人的にはOVERWHELM!の方がイントロで高まったような気がする。この曲、特別な感情持ってないつもりだったけど大好きなことを自覚させられた。
3.5.虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会×山手響子×犬寄しのぶ×青柳 椿×桜田美夢×チュチュ×倉田ましろ
M20 繚乱!ビクトリーロード
まあやるのはわかってたよね。高木と虹の面々で踊る動画が事前にUPされていたし、だったら「犬寄…虹ヶ咲食っちまいな!!」と勇んでピンクのペンラを準備していた。
【#BRFES2023】
— BUSHIROAD ROCK FESTIVAL 2023 (@brfes2023) 2023年5月29日
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
×山手響子×犬寄しのぶ×青柳 椿
×桜田美夢×チュチュ×倉田ましろ
🎸#繚乱ブシロック🎸
今回のために制作された背景映像から
スクリーンショットを一部公開🎉
アーカイブ配信実施中📡
配信のみの特典映像もあります🎁
➡https://t.co/CRhduIL0ke pic.twitter.com/p9c5jpKzub
あほしね
あほしね
あほしね
脳を、焼かれてしまいました。
何が起きたか理解できない自分の脳をここでコールできなきゃオタクが廃ると叩き起こし、なんとか「ものがたり!!!!!」と叫んだ。
誇らしくてたまらなくなって、さっきしまったばかりの桜田ユニを再度着て所属のアピールとした。
4.虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M21 TOKIMEKI Runners
M22 CHASE!
M23ドキピポ☆エモーション
M24 Just Believe!!!
M25 ダイアモンド
M26 Colorful Dreams! Colorful Smiles!
M27 NEO SKY, NEO MAP!
虹のオタク…こんな素晴らしいセトリフェスに持ってきて誇らしくないの?
実は天王寺の曲が全部好きなのでドキピポがすごく嬉しかった。
それ以上にアニメを初めて見たときからいつか現地で聴きたいと思っていたCDCS、そしてこの曲のどこにケチをつけようか、ネオスカまでご用意されちゃって大満足ブロックでした。傘を用意しだした時は「わりぃ、俺死んだ」になってしまった。
中須のオタクってダイアモンド最短距離で常に浴びてんの?正気じゃないよ…
5.燐舞曲
M28 ARCANA
M29 KiLLiNG ME
M30 カレンデュラ
M31 名前のない怪物
M32 unravel
M33 BLACK LOTUS
M34 -World Etude-
カバーは1曲で我慢しなさい!!!!!!!!!!
ブシロ15周年のときもただ1ユニットだけ瞬動-movement-でRemix持ってくるし流れぶっ壊し屋さんの認識が確定してしまった。
予想を裏切られると嬉しいので三宅葵依は最高のDJです。
カバーでもトップクラスに好きなKiLLiNG MEを聴けたこと、そして-World Etude-の解釈の一口目にたどり着けた気がして、よかった。
なぎさちゃ~~~~~~~~~~~~んって、なに?
6.Liella!
M35 ビタミンSUMMER!
M36 MIRACLE NEW STORY
M37 揺らぐわ
M38 Day1
M39 Second Sparkle
M40 TO BE CONTINUED
私のSymphony単勝タコ負け対あり
いいパフォーマンスを見せてくれたんだとは思うけど、響きはしなかった。
座席ブロックが女性ばかりなこともあり、着座率が半端無かった。
ほんまにおもろないMCとほんまにおもろないギャグのおかげで膀胱が破裂せずに済みました。
個人的な意見としては(他にさして興味もないだろうに)来て安くもないチケ代払ってくれたリエライバの皆さんも等しくお客様だと思っていますよ。
目当てが終わって帰るのは悪いことじゃない(もったいないなとは思う)。
そしてりえらの曲を楽しみきれなかった僕も、もったいない。
7.GYROAXIA
M41 NEW ERA
M42 Freestyle
M43 GETTING HIGH
M44 DANCING PARANOIA
M45 MANIFESTO
M46 IGNITION
RASとジャイロどちらが来ても死亡確定ガチャ、ハズレ(アタリ)!
本当にこのコンテンツは期待しすぎかなって思いをセトリで軽々超えてくれる。
フェスにNEW ERAで殴り込むジャイロ、顧客(僕)が求めていたもの――
Freestyleを敢えて頭にしなかったことが見え透いていてニクい。
こういう「常に最高を更新し続ける」バンドって過去の曲を使うの難しいと思っているのだけれど、MANIFESTOの使い方には震えた。
IGNITIONで〆るのセンスがありすぎるというか、その可能性を切ってしまっていた自分が恥ずかしいとすら思った。
小笠原の去り方、音楽で全て伝えきったと言わんばかりの背中でとても頼もしく見えた。
8.RAISE A SUILEN
M47 EXPOSE ‘Burn out!!!’
M48 UNSTOPPABLE
M49 灼熱 Bonfire!
M50 Repaint
M51 HELL! or HELL?
世界一人道的な死刑。
会場の誰もが彼女たちのサウンドを待っていたかのような空気感。
履修が浅めでもしっかり楽しめる配慮を灼熱とRepaintから感じた。
この時間から灼熱のことが忘れられなくなってしまった。RASは好きだけどそれ以上の感情を持てずにいたが、まさか彼女たちの楽曲に恋をする日が来るなんて思わなかった。
単独、行くべきかもしれない
9.全出演者
M52 R・I・O・T
富士急で見られる花火が一番好きです。なぜかいつも滲んで見えてしまうけれど。
2.まとめ
立地も、演者も、音楽も、全て素晴らしかった。
だけれども、一番は一緒にこの時間を味わってくれた仲間たち。
年々身内が楽しめたのならそれが最高という考えが強まってきており、皆の最高の笑顔が見られてこのライブへの満足感が一気に加算されてしまった。
昨年棲家を追われた人間が集って、まだまだオタク人生楽しめるぞと証明できたようで嬉しかった。
自分の話をさせてもらえば、去年の暮れは熱意こそあれど吐き出し先が無く、焦燥感すらあった。
それでも、様々な作品が一堂に会するこの日を全力で楽しめた。
やっぱり、今の自分のホームはブシロードにあるんだな、と強く思えた。
成長途中の作品を多く抱える君、まだまだ一オタクに夢を見させ続けてほしい。